読む時間より探す時間のほうが長い。よくある話で、原因ははっきりしている。
毎回ゼロから考えているからだ。
条件を一から組み立て直すので、毎回同じ時間がかかる。手順を決めてしまえば、判断はほとんど自動になる。
順番を固定する
おすすめの順番はこれだ。
- 今日の気分を一つ決める — 甘いか、重いか、スカッとしたいか
- その気分に対応するタグで絞る — 候補が数十まで落ちる
- 表紙で3〜5作品に絞る — ここは直感でいい
- 試し読みを開く — 顔の描き分けとセリフ量を見る
- タグとレビューで最終確認 — 苦手な要素があれば落とす
母数を減らしてから中身を見る。逆をやると、開いた作品が候補外だったときに時間が丸ごと無駄になる。
気分から始める理由
一番上に「気分」を置いているのには理由がある。
作品から探すと、選択肢が多すぎて決まらない。気分は一つしかないので、そこから始めれば必ず絞れる。
| 気分 | 対応するもの |
|---|---|
| 甘いものが読みたい | 溺愛系、甘いだけの話 |
| スカッとしたい | ざまぁ、立場逆転 |
| 関係の重さが読みたい | 執着、重い話 |
| 疲れている | 疲れているときの選び方 |
| 時間がない | 短時間で読める作品 |
対応は決まっている。迷う余地がないぶん、判断が速い。
好みの軸そのものを整理したい場合は性癖とはにまとめた6つの軸が使える。
表紙で絞ってよい
「表紙で判断するのは浅い」と思う必要はない。
絵柄が合わない作品は、中身が良くても最後まで読めない。だから絵で落とすのは正しい手順だ。しかも速い。数秒で済む。
このジャンルは特に絵の比重が大きいので、表紙での判断精度は他ジャンルより高いとすら言える。
保存しておく
気に入った条件が見つかったら、そのページをブックマークしておく。
次からはそこを起点にできる。毎回同じ絞り込みをやり直す必要がなくなる。
気分ごとに1つずつ用意しておくと、さらに速い。「甘い日はこのページ」「重い日はこのページ」という形になる。
最終形は作家買い
作家が見つかったなら、作家買いに切り替えるとさらに速くなる。
探す作業がほぼ消える。新刊が出たら買う、というだけになるからだ。
ただし作家買いだけだと新しい作品に出会えないので、普段は作家買い、たまに上の手順で開拓という組み合わせが現実的だと思う。
決められないとき
候補が絞りきれないときの対処。
- 多すぎる → 条件を一つ足す
- 少なすぎる → 条件を一つ外す
- どれも決め手がない → 一番短い作品を選ぶ
三つ目が効く。完璧な1冊を探すより、悪くない1冊を読むほうが結果的に満足度が高い。探し続けて何も読まなかった日が一番損だ。
よくある質問
候補が多すぎて決められません
条件を一つ足すと減る。減らしすぎたら一つ外す。この調整を2回やればちょうどよくなる。
探しているうちに読む気がなくなります
先に1作品だけ決めてしまう方法がある。完璧な1冊を探すより、悪くない1冊を読むほうが結果的に満足度が高い。
新しいジャンルを開拓したいときは
用語解説から入るのが早い。記事の一覧にジャンルごとの説明をまとめている。用語が分かると紹介文が読めるようになり、絞り込みの精度が上がる。
毎回同じような作品ばかり選んでしまいます
気分の選択肢が固定されている可能性がある。普段選ばない気分を一度試すと、対応するジャンルごと新しくなる。
試し読みを何本開けばいいですか
3〜5本で十分だ。それ以上開くと判断基準がぶれる。
レビューはどこまで読みますか
星1〜2の本文を3件で足りる。全部読む必要はない。読み方は星の数より、レビュー件数を先に見るにまとめた。