メスガキは、生意気で挑発的な態度をとる人物像を指す言葉だ。
まず押さえておきたいのが、これは年齢を示す言葉ではないという点だ。「ガキ」という語が入っているため誤解されやすいが、実際には態度の型を示す言葉として使われている。FANZAをはじめとする正規の配信サイトでは、登場人物はすべて成人として描かれることが決まっている。
どういう態度か
タグとして機能しているのは、次のような振る舞いが共通しているからだ。
- 年上や立場が上の相手を見下した口調をとる
- 挑発する。煽る
- 相手が反応すると得意になる
- 自分のほうが優位だと信じている
つまり関係の主導権を握ろうとする側として描かれる。この点では俺様タイプと構造が同じで、性別が入れ替わったものだと考えると分かりやすい。
そして重要なのは、その優位が実は根拠のないものだという点だ。ここが後半の展開につながる。
読みどころは崩れる瞬間
このジャンルはほぼ一つの型で成立している。態度が崩れる場面だ。
前半で挑発する側だった人物が、後半で立場を失う。この落差が読みどころで、構造としてはざまぁやツンデレ、立場逆転ものとまったく同じ骨格をしている。
前半のやりとりが濃いほど、後半が効く。挑発が徹底しているほど落差が大きくなるので、序盤が丁寧な作品ほど満足度が高い。
三つの型
| 型 | 読みどころ | 数 |
|---|---|---|
| 崩れる型 | 落差そのもの | 一番多い |
| 崩れない型 | やりとりが続くこと | 少数 |
| 入れ替わる型 | 関係の変化 | 中間 |
崩れる型
定番。前半で挑発し、後半で立場を失う。ジャンルの中心であり、探せばいくらでもある。
崩れない型
態度が最後まで変わらない。主導権を握ったまま終わる。
数は少ないが、こちらを好む読者は確実にいる。タグに「敗北なし」「勝ち逃げ」といった語が併記されていることがある。
入れ替わる型
一度崩れたあと、また主導権を取り返す。あるいはその繰り返し。連載作品に多い型で、関係が対等に近づいていく。
誰が相手か
相手役の設定でも作品が分かれる。
- 年上・立場が上の相手 — 一番多い。落差が作りやすい
- 同年代 — 対等に近い。やりとりが中心になる
- 受け身な相手 — 崩れない型と組み合わされやすい
一つ目が定番なのは、挑発する側とされる側の立場が最初から逆転しているからだ。その捻れが解消される過程が話になる。
伏せ字で表示されることがある
配信元によっては、作品名の一部が伏せ字で表示される。「メ○ガキ」のような形だ。
これは検索するときに実害がある。そのままの言葉で検索しても出てこないからだ。
探すときは、伏せ字の側でも引き直すといい。「メスガキ」で出なければ「メ○ガキ」で、同じ作品が別々に出てくる。
隣接するジャンル
| ジャンル | 共通点 |
|---|---|
| ざまぁ | 落差で読ませる構造 |
| ツンデレ | 態度と本心のずれ |
| 立場逆転 | 上下がひっくり返る |
| ギャル | 見た目と中身のギャップ |
| 快楽堕ち | 抵抗から受け入れへ |
どれも前半と後半の差で読ませている。メスガキものが好きなら、この並びは全部試す価値がある。
よくある質問
登場人物の年齢はどうなっていますか
正規の配信サイトで扱われる作品は、登場人物がすべて成人として描かれることが前提になっている。言葉の響きから誤解されやすいが、これは態度の型を示すタグだ。
態度が崩れない作品を探しています
タグに「敗北なし」「勝ち逃げ」といった語が併記されていることがある。数は少ないので、レビュー本文で確認するのが確実だ。
男性版にあたる言葉はありますか
はっきり定着した対の言葉はない。近い位置にあるのは俺様タイプで、主導権を握ろうとする点が共通している。
伏せ字の作品が検索で出てきません
伏せ字の表記そのままで引き直すと出てくることがある。「メスガキ」で出なければ「メ○ガキ」で試す。
短編と長編、どちらが多いですか
短編と単話が多い。落差で読ませる型なので、長さが要らないためだ。入れ替わる型は連載になることがある。
女性向けの作品もありますか
数は少ないが、態度の大きい年下男性という形で近い構図がある。年下攻めのタグで探すと近いものが見つかる。