「甘いだけの話が読みたい」。これは意外と探しにくい注文だ。
理由は単純で、多くの作品は前半に山を作るからだ。障害があって、乗り越えて、それから甘くなる。甘いだけの作品は構造上作りにくい。
探し方
| 条件 | なぜ効くか |
|---|---|
| 短編 | 起伏を入れる余地がない |
| 「両想い」「イチャラブ」タグ | 関係が成立した後が中心 |
| 続編・後日談 | 障害は前作で済んでいる |
| 溺愛系 | 大切にされる場面が中心 |
三つ目が盲点になりやすい。シリーズの後半巻や後日談は、関係が既に安定しているので甘い場面が中心になる。
溺愛系の落とし穴
溺愛系は一番近いジャンルだが、前半が重い作品が混ざっている。
大切にされることに慣れていない人物、という設定を使うために、過去のつらい経験が描かれることが多い。ざまぁから始まる作品も定番だ。
紹介文に過去の不遇に触れる記述があれば、前半に負荷がある。
タグで外す
前半のつらさを避けたいなら、次のタグが付いていない作品を選ぶ。
純愛と初めて同士の併記は、この用途では信頼できる組み合わせになる。
物足りなくなったら
甘いだけの作品は、続けて読むと単調に感じることがある。それは作品の問題ではなく、量の問題だ。
数冊読んだら緊張感のある作品を挟む、という読み方をする人は多い。
よくある質問
甘いだけの長編はありますか
少ない。長編は起伏が必要になるので、どこかに山が入る。連載の後半巻を狙うほうが確実だ。
日常ものは甘いですか
作品による。関係が成立した後の日常を描く作品なら、その傾向が強い。
溺愛系との違いは何ですか
溺愛系は「大切にされる」ことが主題で、前半に不遇な期間があることが多い。甘いだけを求めるなら、そこを避ける必要がある。