無理矢理は、同意のない描写を含むことを示すタグだ。
このタグの役割ははっきりしていて、苦手な人が事前に避けられるようにするためにある。作品を宣伝するためではなく、警告として機能している。
なぜタグが必要なのか
恋愛ものとして読み始めて、途中でこの展開になると、多くの人は読み進められなくなる。
しかも冒頭では判別できない。表紙も紹介文も穏やかで、中盤から展開が変わる作品はある。だから事前に示す必要がある。
紹介文が当てにならないのには理由がある。紹介文は売るために書かれるので、読者が離れる要素はそこに書かれにくい。タグはその穴を埋めるために存在している。
隣接するタグ
同じ役割を持つタグがいくつかある。苦手なら、まとめて確認しておくといい。
| タグ | 何を示すか |
|---|---|
| 無理矢理 | 同意のない描写 |
| 拘束・監禁 | 行動の自由がない状態 |
| 催眠・洗脳 | 判断が操作されている状態 |
| 快楽堕ち | 抵抗から受け入れへの変化 |
下の二つは同意の有無が曖昧になるという点で共通している。無理矢理が苦手な人は、こちらも合わないことが多い。
逆に、抵抗の描写そのものが苦手で、変化の過程は平気という人もいる。どこが苦手なのかを分けておくと、外しすぎずに済む。
避け方
現実的な手順は三つある。
- 作品ページのジャンル欄を見る。タグが付いていればその時点で落とす
- 純愛タグで絞る。この要素が入っていないことの宣言として機能している
- レビュー本文を読む。タグに出ていない場合でも、読者が必ず言及する
二つ目が一番効率がいい。一つずつ避けるより、含まない側から選ぶほうが早い。
ただし絞り込みは「含む」しか指定できないので、含まない側は自分で落とすことになる。手順はハズレを引かない選び方にまとめた。
タグは完全ではない
要素として少ししか出てこない場合、タグが省かれることがある。ストア側の分類の限界なので、タグからは検出できない。
だからタグは確実に避ける手段ではなく、踏む確率を下げる手段だ。最後の確認はレビュー本文になる。読み方は星の数より、レビュー件数を先に見るにまとめた。
レビューが少ない作品では、この確認自体ができない。新しい作品ほどタグに頼るしかないということでもある。
フィクションとして扱われている
念のため書いておくと、これはフィクションの分類の話だ。
タグの存在は、現実の行為を肯定するものではない。読者が自分で選べるようにするための情報として付けられている。
だからこのタグを見て不快に感じるなら、避けるのが正しい使い方だ。無理に読む理由はどこにもない。
よくある質問
途中から同意がある展開に変わる作品もありますか
ある。快楽堕ちがその型だ。ただし前半は同意のない描写になるので、そこが苦手なら避けたほうがいい。
タグがないのに含まれていました
主要な要素ではないと判断されるとタグが省かれることがある。レビュー本文で補うのが現実的な対処になる。
確実に避ける方法はありますか
完全な方法はない。純愛タグで絞り、レビューで確認する。この組み合わせが、いま取れる中では一番精度が高い。
表紙や紹介文で見分けられますか
見分けられないことが多い。紹介文は売るために書かれるので、読者が離れる要素は載りにくい。タグとレビューのほうが当てになる。
似たタグをまとめて外せますか
まとめて外す機能は無い。避けたいタグを先に書き出しておいて、作品ページのジャンル欄で一度に照合するのが早い。
一度読んで平気だった作品と同じタグなのに駄目でした
同じタグでも描写の強さは作品ごとに大きく違う。タグは有無しか示さないので、程度はレビュー本文で確かめるしかない。