洗脳・精神支配は、人格や価値観そのものを継続的に作り変える設定を指す。
催眠と並べて語られることが多いが、性質はかなり違う。
催眠との違い
| 催眠 | 洗脳・精神支配 | |
|---|---|---|
| 作用 | 一時的 | 継続的 |
| 変わるもの | 認識や行動 | 人格・価値観 |
| 元に戻るか | 戻ることが多い | 戻らないことが多い |
| 読後感 | 軽い〜中くらい | 重い |
元に戻るかどうかが一番大きい違いだ。ここで読後感が決まる。
段階がある
ひとくちに洗脳と言っても幅が大きい。
- 暗示段階 — 判断が誘導される。本人は気づかない
- 書き換え段階 — 価値観が変わる。以前の自分と食い違いが出る
- 定着段階 — 変わった状態が本人にとって自然になる
どこまで進むかはタグに書かれていない。苦手の度合いによっては、レビューで確認してから買うほうがいい。
誰の視点か
かける側の視点で書かれた作品と、かけられる側の視点で書かれた作品では、読み心地がまるで違う。
かける側なら、計画が進む話になる。かけられる側なら、抵抗と喪失の話になる。後者は重い。
紹介文の一人称を見れば判別できる。
結末の型
このジャンルは着地が三つに分かれる。
- 戻る — 解ける、あるいは助けが入る。数としては少ない
- 戻らないまま終わる — 当人は満たされている。メリバになる
- 元から望んでいた — 支配を受け入れる側の話になる
どれを求めているかで選ぶ作品が変わる。あらすじだけでは判別できないことが多いので、レビューを見るのが確実だ。読み方は星の数より、レビュー件数を先に見るにまとめた。
よくある質問
洗脳と催眠、タグはどちらが付きますか
継続的に人格が変わる内容でも催眠と書かれることがあり、揺れる。あらすじで「戻る」描写があるかを見ると判別しやすい。
苦手ですが、要素として少し入るだけの作品もありますか
ある。その場合はタグが省かれることもあるので、レビュー本文で確認するのが確実だ。