レビューは、次に読む人の判断材料になる。そして書いた本人にとっては記録になる。
何を書くと役に立つか
星の数だけでは、次の人には何も伝わらない。役に立つのは次の情報だ。
| 書く内容 | なぜ役に立つか |
|---|---|
| どういう型の作品か | 好みが合うか判断できる |
| 苦手な要素の有無 | タグに出ない情報。一番価値がある |
| 話の長さの体感 | ページ数だけでは分からない |
| 絵の傾向 | 好みが分かれる |
| 結末の方向 | ネタバレせずに書ける範囲で |
二つ目が圧倒的に価値が高い。タグに出ていない要素は、レビューにしか書かれない。NTRやモブが入っていたかどうかは、誰かが書かないと誰にも分からない。
ネタバレの線
結末に触れずに書ける情報は多い。
- 後味が良いか悪いか
- 関係がどう変わるか(結果ではなく方向)
- どういう気分のときに合うか
「どうなるか」ではなく「どういう読み心地か」を書く。これで十分に伝わる。
どこからをネタバレと感じるかは人によって違うので、迷ったら書かないほうが安全だ。
低評価の書き方
合わなかった作品に低い評価を付けるのは構わない。ただし、理由を書くかどうかで価値がまったく変わる。
「つまらなかった」だけでは、次の人には使えない。「自分はこの要素が苦手で、それが入っていた」と書けば、同じ苦手を持つ人が助かるし、そうでない人は無視できる。
これは星の数より、レビュー件数を先に見るで書いた「二種類の不満」の話と同じだ。
自分用の記録として
もうひとつの効用がある。半年後の自分が読む。
何を読んだか、どこが良かったか。書いておくと、読み返す作品を選ぶときにも、同じ作家を追うときにも使える。
よくある質問
短いレビューでも意味がありますか
ある。一行でも、苦手な要素の有無が書かれていれば十分に役立つ。
読み終わってすぐ書くべきですか
すぐのほうが具体的に書ける。時間が経つと印象だけが残る。
評価が偏るのが心配です
初期のレビューは高く出やすい、という傾向は確かにある。ただし件数が増えれば平均は落ち着くので、気にしすぎなくていい。