男の娘は、見た目が女性的な男性を指す言葉だ。読みは「おとこのこ」。
言葉としては比較的新しく、いまはジャンルを示すタグとして完全に定着している。
似た言葉との違い
ここが混同の元なので、先に整理する。
| 呼び方 | 何を指すか |
|---|---|
| 男の娘 | 見た目が女性的な男性。身体はそのまま |
| 女装 | 女性の服装をする行為。誰でも該当しうる |
| ふたなり | 両方の身体的特徴をあわせ持つ |
| TS | 性別そのものが変わる |
女装は行為、男の娘は性質。ここが一番大事な区別だ。女装している男の娘もいれば、女装しない男の娘もいる。
どの棚に置かれるか
これが分かりにくいところで、BLとも女性向けとも違う位置にある。
BLは男性同士の関係を描くジャンルだが、男の娘ものは相手が女性である作品も多い。読者層も重ならない部分がある。そのため独立したタグとして扱われることが多い。
紹介文でカップリングを確認するのが確実だ。表記の読み方は総攻め・総受け・リバとはにまとめた。
よくある型
- 自覚がある型 — 本人が自分の見た目を理解して振る舞う
- 自覚がない型 — 周囲だけが気づいている。すれ違いが笑いになる
- 隠している型 — ばれるかどうかが緊張感になる
三つ目はTS・憑依ものと構造が似ている。隠し通す緊張感が話を動かす。
選ぶときの目安
相手が誰かを確認する。女性が相手なのか、男性が相手なのかで作品の性質が変わる。ここはタグに出ていることが多い。
コメディかシリアスか。表紙の絵柄でだいたい分かる。明るい絵柄ならコメディ寄り、落ち着いた絵柄ならシリアス寄りだ。
よくある質問
BLの棚を探せば見つかりますか
見つかることもあるが、別のタグとして扱われていることが多い。作品ページのジャンル欄を見るのが確実だ。
女装ものとは別のタグですか
別だ。女装は行為を指すので、男の娘ではない人物が女装する作品にも付く。逆に、女装しない男の娘の作品には付かない。
女性向けの作品もありますか
ある。ただし数は男性向けのほうが多い。女性向けでは関係性を描く作りになりやすい。