寝取り(NTS)とNTRは、同じ出来事を別の視点から描いたものだ。
- 寝取り — 奪う側の視点
- NTR(寝取られ) — 奪われる側の視点
呼び方が似ているので混同されやすいが、読み心地は正反対になる。
何が変わるのか
| 寝取り | NTR | |
|---|---|---|
| 主人公の立場 | 奪う側 | 失う側 |
| 中心にある感情 | 優越・達成 | 喪失・屈辱 |
| 読後感 | 明るいことが多い | 重い |
| 話の進み方 | 計画が進む | 状況が悪化する |
奪う側の話は前に進む。失う側の話は落ちていく。同じ出来事を描いていても、読んでいるときの感覚がまったく違う。
探すときの問題
困るのが、タグが混在していることだ。
寝取りの内容でもNTRのタグが付いていることがあるし、その逆もある。ストア側で厳密に区別されていないため、タグだけを頼りにすると外す。
確実なのはあらすじの主語を見ることだ。
- 「奪う」「落とす」が主語側の行動 → 寝取り
- 「奪われる」「取られる」→ NTR
紹介文が誰の一人称で書かれているかを見れば、ほぼ判別できる。
三人目の存在
どちらの型でも、関係者は3人いる。誰が描かれないかで印象が変わる。
元の相手が丁寧に描かれる作品は、失うものの重みが出る。NTR寄りの読み心地になる。
元の相手がほとんど描かれない作品は、奪うこと自体が主題になる。寝取り寄りだ。
苦手な場合
NTRが苦手な人が、寝取りタグの作品を選んで問題ないかというと、作品によるとしか言えない。失う側の描写が厚ければ、結局同じ負荷がかかる。
純愛タグで絞れば、どちらも避けられる。確実なのはこちらだ。
よくある質問
寝取りのほうが読みやすいですか
人による。奪う側の視点なので喪失感はないが、第三者が傷つく描写は残る。そこが気になるかどうかで変わる。
タグで確実に区別できますか
できない。あらすじの主語で判断するのが確実だ。
BSSとはどう違いますか
BSSは関係が成立する前に取られる型を指す。詳しくはNTRとBSSの違いにまとめた。