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同人ジャンル別

わからせ・メス堕ち

FANZA同人の「わからせ」は6,517件。レビューの多い上位300件のうちコミック206本の平均は★4.64で、★4.5を切るものが62本ある。幼なじみは0本だった。外れやすい棚から、崩れていない7本と、外れの見分け方。

わからせは、同人でいちばん評価が割れる棚だった。

FANZA同人で「わからせ」が付いた作品でレビューの多いコミック206本の平均評価は★4.64。★4.5を切るものが62本ある。

同じ数え方で幼なじみは234本中0本、ギャルにいたっては上位157本が全部★5.00だった。この棚だけ3割が崩れている。

理由ははっきりしていて、この型は前半で決まるからだ。

わからせは「態度のでかい相手が折れる」話なので、折れる前の態度が描けていないと、折れた瞬間に何も起きない。上手い本は最初の数ページを態度に使っている。そこを見て選んだ7本を、安いほうから並べる。

1.165円 — 『チー牛の俺がパワハラ美人上司に中出し懇願させた』

チー牛の俺がパワハラ美人上司に中出し懇願させた
チー牛の俺がパワハラ美人上司に中出し懇願させた

『チー牛の俺がパワハラ美人上司に中出し懇願させた』sacraちゃん、2026年1月。165円(定価330円)、45ページ。レビュー12件で★5.00。

表紙の右上に、上司の台詞が1行だけ入っている。「チー牛、潰す。」

この4文字が前半の態度を全部やっている。タイトルの後半で結果まで言ってしまっているので、読者は落差だけを見に行けばいい。

『チー牛の俺が…』というシリーズで、これはVOL.2。同じサークルが165円で何冊も出していて、わからせの上位はこの価格帯がかなりの数を占めている。

45ページで165円。1ページ3.7円。

チー牛の俺がパワハラ美人上司に中出し懇願させた165円・45p・★5.00(12件)/半額。1ページ3.7円。まず1冊

2.タイトルが宣言 — 『ごめんなさい。今から先輩を犯します……。』

ごめんなさい。今から先輩を犯します……。
ごめんなさい。今から先輩を犯します……。

『ごめんなさい。今から先輩を犯します……。』五時半、2025年7月。275円(定価550円)、27ページ。レビュー11件で★5.00。

表紙に状況が全部書いてある。「いつもは煽りカスの先輩が…」「チンポの味に目覚めていく…」「部室で生ハメ…!」

煽りカス、というのが前半の態度で、部室が場所だ。27ページなので寄り道が無い。

レビューがこの本の狙いを言い当てていた。「胸のサイズが大袈裟に描かれている作品も良いのですが、リアルな胸のサイズの方が個人的に刺さるので、こういう作品はとても助かります! 感謝!」

もう1人が続きを心配している。「二人がこれからどうなるか知りたいけど、先輩ちゃんが三年生で後輩君が一年生なので続編は無理かも?」

表紙の下に「陰毛あり・なしの2バージョン」と書いてある。両方入っている。

ごめんなさい。今から先輩を犯します……。275円・27p・★5.00(11件)/半額。27ページ。寄り道が無い

3.85ページで330円 — 『女学園の王子様♀の百合ハーレムの竿係になった』

女学園の王子様♀の百合ハーレムの竿係になった
女学園の王子様♀の百合ハーレムの竿係になった

『女学園の王子様♀の百合ハーレムの竿係になった』はらいでか、2025年4月。330円(定価660円)、85ページ。レビュー12件で★5.00。

女子校の「王子様」と呼ばれているボーイッシュな子と、その周りの百合の関係に、男が1人だけ混ざる。表紙に「幸せな女の子同士なのに…」という台詞が入っている。

レビュー。「普段はクールでかっこいいボーイッシュ美少女が裏では主人公の欲望に忠実に従い、アヘ顔晒しながらドチャクソセックスする様は最高でした。挿入までの焦らし具合も良かった」

正直に書いておくと、これはAI作品だ。レビューにそう書かれている。「基本AIは、CG数250〜じゃないと割が合わないという口なのですが、見せ方次第だなと思いました。こういった作品は希少というのも事実だと思います」

85ページで330円、1ページ3.9円。

女学園の王子様♀の百合ハーレムの竿係になった330円・85p・★5.00(12件)/半額。AI作品。1ページ3.9円

4.見下しから入る — 『この私がち〇ぽが立派なだけが取り柄の落ちこぼれ若様なんかに堕とされる訳がありません。』

この私がち〇ぽが立派なだけが取り柄の落ちこぼれ若様なんかに堕とされる訳がありません。
この私がち〇ぽが立派なだけが取り柄の落ちこぼれ若様なんかに堕とされる訳がありません。

『この私がち〇ぽが立派なだけが取り柄の落ちこぼれ若様なんかに堕とされる訳がありません。』猫八営業部(猫サム雷)、2025年4月。385円(定価770円)、60ページ。レビュー16件で★5.00。

タイトルが長いぶん、前半の態度がタイトルに全部入っている。教育係のメイドと、屋敷の若様。

教育係のメイドが見下す場面
教育係のメイドが見下す場面

「一丁前に私で欲情されたようですが」「なるほど…」「ここだけはご立派の様ですね…」

この続きがいい。「どんな人間でも一つくらいは取柄というものはあるのですね。」「しかしやはり劣等… 見掛け倒しですね。」

そのまま「性知識も完璧に教え込むのも教育係の務め」と言って自分から始める。タイトルの否定形がここで効く。

レビューがこの型を評価していた。「シンプルな王道路線のショタおねになると思うが、その路線をきっちりしっかり練り歩いているので、『こういうのがいい』というストレートさを思いっきり楽しめると思う」

もう1人は要素を数えるだけで済ませている。「ガキ攻、メイド、ちゃんと落ちる。しっかり丁寧に必要な要素満たしてのエロ、最高です」

この私がち〇ぽが立派なだけが取り柄の落ちこぼれ若様なんかに堕とされる訳がありません。385円・60p・★5.00(16件)/半額。前半の態度がいちばん丁寧

5.採点される側 — 『ビッチギャルの友達にデカチン童貞のSEXを採点される話』

ビッチギャルの友達にデカチン童貞のSEXを採点される話
ビッチギャルの友達にデカチン童貞のSEXを採点される話

『ビッチギャルの友達にデカチン童貞のSEXを採点される話』でじまる、2026年4月。550円、29ページ。レビュー10件で★5.00。

わからせの向きが少し変わっていて、最初に上から見ているのは「友達」のほう。採点する側として来たはずが、順番が入れ替わる。

レビューが評価していたのは細部だった。「プレイ中、ところどころのシーンにリアリティがあるのがいいです」

コミティアで紙の本として出たものの電子版で、そちらも買った人が書いている。「デビュー作とは思えぬクオリティ!」

29ページで550円。1ページ19円で、この7本では一番高い。割引も入っていない。

ビッチギャルの友達にデカチン童貞のSEXを採点される話550円・29p・★5.00(10件)。1ページ19円。この記事で一番高い

6.3か月かけて変わる — 『【悲報】俺の飲み友、ヤリ友に変わる』

【悲報】俺の飲み友、ヤリ友に変わる
【悲報】俺の飲み友、ヤリ友に変わる

『【悲報】俺の飲み友、ヤリ友に変わる』小桜クマネコ、2025年12月。539円(定価770円)、50ページ。レビュー13件で★5.00。

表紙が左右で対になっている。右が最初で「お疲れ様です…」「まだ都会に慣れなくて緊張しちゃいますね…」、左が「3か月後」で「早くセックスしよ〜」。

この棚では珍しく、折れるのが態度ではなくコンプレックスのほうだ。

レビューがそこを長く書いていた。「20歳の女友達は、いわゆるスリムな美人とは違い、かなり肉付きのいい体型。引っ越しバイトで鍛えられた筋肉もあり、ただ太っているだけではない“恵体”として描かれている。ただし本人はその体型に強いコンプレックスを抱えており、自分を「デブス」と卑下する。この自己認識と実際の魅力のズレが、とっても良い感じ」

転機も書いてある。「物語の転機は酒の席。酔うと彼女は大胆になり、『セックスしてみてぇー!』といった本音を無防備に吐き出してしまう」

別の人の1行。「デブってなんだ、「ムチムチ」っていうんだよ!」

【悲報】俺の飲み友、ヤリ友に変わる539円・50p・★5.00(13件)/3割引。折れるのはコンプレックスのほう

7.救いは無い — 『友達-2nd period-』

友達-2nd period-
友達-2nd period-

『友達-2nd period-』和田マウンテン、2025年12月。605円(定価1210円)、115ページ。レビュー23件で★5.00。この棚でレビューが一番多い。

先に書いておく。この1本だけ、ほかの6本とは種類が違う。

タグに「鬼畜」「ハード系」「鬱」が付いていて、レビューも全員がそこを言う。「内容は救いのない、何とも言えないです」「精神身体共に徹底的責めて前作よりさらに女の子達をむちゃくちゃにしちゃにして、救いが一切ないのが最高です。少し希望を見出そうとしてからの絶望の展開が本当にエグい(褒め言葉です)」

わからせというより陵辱で、折れたあとに戻ってこない。3人目のレビューが「名作レベルの陵●作品です」と書いているのが、この本の正確な位置だ。

逆に言えば、そこを求めて買う人にとっては115ページある。絵については全員が褒めている。「絵の美しさと見せ方が秀逸」

605円で115ページ、1ページ5.3円。安い部類だが、値段で選ぶ本ではない。

友達-2nd period-605円・115p・★5.00(23件)/半額。鬼畜・鬱。ほかの6本とは別物

外れを引かない見方

206本中62本が★4.5未満、という数字はこの棚の性格そのものだ。

外れているのは、たいてい「折れる前」が無い本だ。1ページ目から折れていると、わからせにならない。

サンプルで見るのは1枚目ではなく2〜3枚目がいい。そこにまだ相手が強気でいるなら、前半が使われている。上の4本目はサンプル2枚目でまだ見下しているし、6本目は表紙の右側が「3か月前」になっている。

タイトルが長い本も外しにくい。長いタイトルは前半のあらすじを兼ねていて、書いた側がその落差を売りにしていることが分かる。

星が全部5で選べない棚の話はこちらギャルは上位157本が全部★5.00だった

値段の話

7本の1ページ単価は3.7円から19円。安いほうは165円・330円の本で、そこはページ数も多い。高いのは29ページの本で、短いぶん単価が上がる。

わからせの棚は短編が多い。落差を見せるだけなら30ページで足りるからだ。長い本を買うと、そのぶん折れたあとが長い。

どれから買うか

1冊試すなら1本目。165円で45ページ、表紙に「チー牛、潰す。」まで書いてある。

前半の作りを見たいなら4本目。この7本で一番丁寧に見下してくる。

ハードなものが読みたいなら7本目。ただし救いは無いと全員が書いている。

この記事で触れた作品

7本

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