この子、AV女優として応募したんじゃない。AVメーカーに就職したんだ。

パッケージの右上にこう書いてある。「入社2ヵ月 MOODYZ広報 大野瑞季」。広報。
もう少し引用すると、「SNSで知った憧れのAV業界で働きたいと応募してきた20歳新卒娘!」。
つまり出演したくて来たんじゃなくて、業界で働きたくて来た。裏方志望だ。
それが入社2ヶ月で、こうなってる。タイトルが『新卒面接、即採用!!新人女子社員がスケベすぎてAV女優に転身デビュー』。即採用の意味が違う。

で、この設定を本当にオフィスで撮ってる。リクルートスーツで挨拶して、社員が拍手してる。周りの顔は伏せてあるけど、明らかにスタジオじゃない普通の事務所だ。パソコンも金庫もスチールラックも生活感がすごい。

社員証を首から下げて、衣装の在庫を整理してる写真まである。名札に「みずき」と書いてある。ここまでやるなら、もう設定じゃなくて実際に働かせたんだと思う。
20歳。パッケージによると「地元では『スーパー銭湯のアイドル』」だそうだ。
スーパー銭湯のアイドルって何だ。どういう状態を指すのか説明がない。
あと「新卒面接に来てくれた田舎娘がスケベすぎた!」ともある。田舎娘。言い方。


数字を見ると、これがけっこう本気の一本だと分かる。
デビュー作、3時間だ。新人の1本目でこの長さは相当めずらしい。
監督は嵐山みちる。ジャンルタグに「ハメ撮り」と「OL」が並んでるのは、要するにオフィスで撮ったドキュメンタリー部分がそのまま作品になってるということだな。
レビューはまだ1件で★4.00。数字としては何も言えない段階だ。


コピーの中で一番いいのはこれだった。
「私ってAV女優になれますか?」
リクルートスーツを脱ぎ捨て丸裸でSEXしまくるまでのAV女優転身ドキュメント、と続く。就職活動の言葉で最後まで押し切ってる。


9月11日、2作目。ここで方向が変わる。

『え、ウソだよね?? 社内恋愛を始めた両想い彼氏と ウキウキ初デート後にホテルへ行ったら そこには取引先スケベオヤジたちがいて 中出し乱交の餌食にされたのに 何度も何度もイってしまいました。』タイトルが長い。
1作目がドキュメンタリーだったのに対して、2作目は完全に作り話のドラマだ。監督もHAKUSHUに交代して、に短くなってる。
ただ「社内恋愛」「取引先」と、会社ネタは引き継いでる。入社設定を捨てずに、その中で話を作りにいってる。


で、結局どこがエロいのか
身長もスリーサイズも公開されてない。MOODYZ Freshはサンプルカードに数字を刷らないので、体の数字の話はできない。
代わりに、2作目のジャンルタグに「ぽっちゃり」が付いてる。これが実質的な体型の申告になってる。
写真を見ても、細さで売ろうとしてない。リクルートスーツの上からでも分かる肉づきで、そこを隠さずに撮ってる。オフィスの蛍光灯の下で普通に立ってるカットが多いのも、たぶんそのほうが生っぽく見えるからだと思う。


タグの動きはこう。
1作目:顔射/おもちゃ/ハメ撮り/OL 2作目:恋愛/ドラマ/ぽっちゃり/乱交/寝取り・寝取られ・NTR
1作目にドラマ系のタグが1つも無くて、2作目は全部ドラマ系だ。ドキュメンタリーで入って、次から作品にする。入社の話は1回しか使えないから、当然といえば当然の動き方だな。


迷ったらデビュー作から。オフィスで撮ってるのも1本目だけだ。
裏方で入ってきた子が2ヶ月で表に出てる。本人がどう思ってるかは分からないけど、少なくともパッケージは全力でその話をしてる。
出典:FANZA(DMM Web API)。MOODYZ Freshはサンプルカードに身体データを記載していない。パッケージとサンプル画像の話は、実際に見てから書いてる。








