特技の欄に「書道、機内アナウンス」と書いてある。
機内アナウンス。特技として書くやつがあるか。

デビュー作のパッケージ。左上にプロフィールが刷ってある。
永崎麗香、40歳。T170cm、B87(Fカップ)W62 H93。血液型O型。職業の欄は「専業主婦(元CA)」。趣味はヨガ。好きな体位は騎乗位。
元キャビンアテンダントで、いまは専業主婦。それが40歳でAVに出てる。
タイトルがまた徹底してて、こうだ。
『元キャビンアテンダントの人妻 永崎麗香 AV DEBUT 夫に嘘をついて、40歳、人妻、不倫という名の片道航空―。』
片道航空。帰る便はないという意味だな。ほかにも「高度1万mの絶頂を求めて 不倫解禁!」「ファーストクラスの気品を脱ぎ捨てて、絶頂の空の彼方へ」。CAの設定を最後まで使い倒してる。


コピーで一番いいのはこれ。「その脚はあまりに長く、その肌はあまりに白い 完成された淑女の初不倫。」
「完成された」という言い方が引っかかる。20歳の子には絶対に使えない言葉だ。


あと、この人は身長が高い。
170cm。40歳の人妻ものでこの身長は、あまり見ない。
パッケージのコピーが「その脚はあまりに長く」と書いてるのは、そのままの意味だ。
2作目のタイトルにも「高身長の元CA人妻」と入ってる。身長がそのまま売り文句になってる。
偶然とは思えない。いまの新人の入口に、身長の足切りみたいなものがあるんじゃないか。


もうひとつ、監督の話。
デビュー作を撮ってるのは豆沢豆太郎だ。
新人のデビュー作をよく任される人で、レーベルをまたいで名前を見る。
MONROEがこの人に1本目を預けた、ということになる。
新人の1本目をこの人に任せる、という流れが業界側にあるんだと思う。


数字は正直に書く。レビュー7件で★3.71。
新人のデビュー作としては、高いとは言えない数字だ。
ただ熟女ものはレビューが辛口になりやすいし、7件は少なすぎて動く。あと、この手の作品を買う層はそもそもレビューを書かない印象がある。数字だけで切る相手ではないと思う。


9月4日の2作目で、路線が大きく変わる。

『MONROE専属第2弾 高身長の元CA人妻 中出し解禁―。最愛の息子が私の身長を抜かして大人へと成熟するまで、甘い接吻と母子相姦で繋がり合った巣立ちまでの10年。』
1作目が不倫で、2作目が母子相姦。一気に行ったな。
面白いのは、ここでも身長が話に使われてることだ。「息子が私の身長を抜かして大人へと成熟するまで」。170cmという数字が、設定の中で意味を持つ形になってる。パッケージにも「高身長の元CA人妻」と入ってる。
監督も豆沢豆太郎から太宰珍歩に交代してる。


で、結局どこがエロいのか
170cmでB87のFカップ、ウエスト62。数字だけなら派手じゃない。この人の売りは脚と肌だ。
パッケージが「その脚はあまりに長く、その肌はあまりに白い」と書いてる通りで、170cmの脚の長さと、日焼けしてない白さで押してくる。
あと40歳という年齢そのものが商品になってる。20歳の子には「完成された淑女」も「片道航空」も成立しない。


タグの動きはこう。
1作目:熟女/人妻・主婦/巨乳/ドキュメンタリー 2作目:近親相姦/お母さん/中出し/熟女
1作目にドキュメンタリーが付いてるのは、パッケージのCONTENTSが「元同僚CAの人妻インタビュー」から始まってるからだ。本人に喋らせるところから入ってる。2作目でそれが消えて、完全にドラマ側に振り切った。

迷ったらデビュー作から。4K版もある。インタビューが入ってるのは1本目だけだ。
機内アナウンスが特技の40歳が、片道の便に乗る話。コピーの付け方だけで言えば、6人の中でいちばんうまい。
出典:FANZA(DMM Web API)。プロフィールはデビュー作パッケージに記載のものより。パッケージとサンプル画像の話は、実際に見てから書いてる。








